何よりも、黒木メイサの森雪がかっこいい!
ブラックタイガーのエースパイロットというのも
かっこよすぎです。
他にもブラックタイガーに女性パイロットがいたりで
時代が違うな~と思いました。
でも、2199年なんだから、こちらのほうがしっくりきます。
他にも女性乗組員が艦内に多くてうれしかったですね。
アニメじゃ、いつのまにか森雪だけになっていたからなぁ・・・。
相原通信班長は、私がその「職務」にあこがれて
電波通信工学専攻に進んだという
思い入れのあるキャラです。
それがマイコ演じる女性通信員になっていたのは
本当だったらブーイングなんですが
なんだか映画見ていてうれしかったんです。
私がやりたかったことを画面の中でマイコさんが演じている。
そう思って見ていました。
佐渡先生が女医さんなのにもビックリですけど
高島礼子の佐渡先生もなかなかよかったです。
佐渡先生はああいうキャラなのよね~と。
西田敏行の徳川機関長はピッタリ。
斎藤始はアニメよりもイケメンでしたね(笑)
真田さんもよかった~。
二人の最期のシーンはウルっときました。
昔「さらば・・・」でこのシーンを見たときは号泣しましたよ。
ウルッときたのは、実はアナライザーの最期。
アナライザーは声がアニメそのままだったので
なおさら泣けてきました。
そしてガミラスの正体とデスラー。
実は、実写でどーするんだろ?と思っていましたが
「こうきたか!」
といった感じです。
何よりも伊武さんの声のデスラーだったので
満足でした。
そして、人類とはまるっきり「異質なもの」が敵というのも
今の映画だなぁ、と思いました。
アニメ版は「敵も同じ人間。絶対的な悪ではなく向こうにも理由があった」
というのが、あの当時では斬新でした。
でも宇宙には、まったく想像もつかなく理解不能な現象もあるのでしょうし
生物だっているのでしょう。
なんとなく手塚治虫の「火の鳥」の世界を連想しました。
そういう点が「大人のヤマト」だなと感じられる映画だったと思います。