戦争体験放映保存の会主催の証言動画を見る会に行ってきました。
毎年6月は沖縄についての証言を流しているそうです。
今年は、「兵士の証言」
沖縄戦といえば、「ひめゆりの塔」とか「さとうきび畑の唄」とか
民間人がひどい目にあった、という話しを中心に聞いてきました。
兵士の証言のみ、というのは初めてです。
後ろのほうの席に座ってしまったので
動画画面がよく見えず、声もよく聞こえず
声は聞こえても沖縄の言葉はよくわからず
字幕があっても見えず、でしたが
合間合間に解説が入ったので
それがとてもよかったです。
壁にかかっている展示も読みました。
展示されている証言パネルを見ていると
さっき解説されていたのは、このことだったのか!
とわかります。この展示の文章も資料で欲しかったな、と思いました。
解説での言葉で一番印象に残ったのは
「民間人よりも兵士の死のほうが楽」
という言葉です。
兵士は命令を聞いて、目先のことだけ考えればいい
民間人はどこに逃げるか、自分で判断しなければならない
これはとてもつらいことだと。
また、日本軍が壕に避難している民間人を追い出し
自分たちが入る、という話しをよく聞いていましたが
兵士の中には、そんなことはしていない、よく説明して
納得してもらった、という人もいる。
人それぞれだったんだな~と改めて思いました。
民間人だけからも、軍隊の側からだけからも
偏った見方をしてはいけないのだ、と
改めて思わされました。
会場には、黒く焦げた乾パンとかおにぎりとか
展示してあり、写真に撮ってもいい、
ブログに載せてもいい、と許可をいただきました。
ありがたく撮らせていただきました。