
行ってまいりました!
八王子 平和・原爆資料館の開館28周年記念イベント
”あの日”を語る被爆遺品~原爆犠牲者の声を聴く~
会場は、立川の三多摩労働会館3F大会議室でした。
初めての場所だったので、案の定迷いまして(^^;
時間ギリギリに飛び込みました。あーあ。
内容はとても深く、充実していました。
第1部は豊島長生くんのこと
7月23日のアクティブ市民塾でもお話しいただいた
被爆死した豊島長生さんの甥にあたる永町さんのお話しでした。
アクティブ市民塾の時よりも、より詳しくお話を伺うことができました。
永町さんの、語り部としての覚悟というか本音も聞くことができました。
心にささったのは「追体験して初めて理解できる」という言葉です。
まったくその通り!と思いました。
追体験するには、想像力がなければなりません。
「想像力がないから、いじめだの喧嘩だの、果ては戦争になってしまうのだ」
うなづけることばかりでした。
今のこプロジェクトの原稿にも書きましたが、
私も追体験をすることで、戦争の現状、悲惨さを知ろうとしてきました。
これからも、その姿勢を続けていきたいと思います。
そして第2部。
斉藤とも子さんによる朗読とお話
何を朗読するのだろう?原爆詩かな?とか予想していましたが
第1部でもでてきた、豊島長生くんの作文、そして長生くんのお母さんが
お父さんにあてて長生くんの被爆死を伝える手紙。
これを、朗読してくださいました。
さすが女優さん!本当に気持ちを込めて朗読してくださいましたので
よく伝わりました。
そして、あの「いしぶみ」の一部も朗読してくださいました。
朗読というよりも、解説しながらお話ししてくださいました。
「いしぶみ」は何度も読んでいますが
字を追っていくよりも、こうして解説を聞きながら読んだほうが
よりその情景を頭に浮かべることができます。
これこそが、追体験!
テレビ番組にしてほしい、録画して何回でも聞きたい、見たい!
と思いましたが、これも生ならではの良さがあるのでしょうね。
「いしぶみ」はテレビ番組になっていて、綾瀬はるかさんが朗読していましたが
こちらは、淡々と読まれていて、これはこれでいいのですが
ぜひ、斉藤とも子さんバージョンも作っていただきたいところです。
会場には、永町さんと同じく、広島二中1年生だった叔父さんを持つ
女性がいらしていました。
その方の貴重なお話も聞くことができました。
本当に中身の濃い、素晴らしいイベントでした。
会費を払って、八王子 平和・原爆資料館に入会させていただきましたよ。
これからは団体のメンバーとして少しでもお手伝いできればと思います。

