東京で触れるヒロシマ・ナガサキ

八王子 平和・原爆資料館に
行ってきました。

戦争について、特に広島原爆について
ドキュメンタリーをよく見ていた私にとっては
「東京に」原爆資料館があるなんて!
もっと早く知りたかった!
という思いです。

JR中央線 西八王子駅より徒歩15分
八王子市役所の隣り
とあります。

八王子市役所まではスムースに行けましたが
その隣り、隣り、と歩き回り
やっとのことでたどり着きました。

八王子 平和・原爆資料館

中には、被爆者のお写真が掛けてあり
書棚には原爆に関する書籍が
ぎっしりと。
広島の被爆者遺族から寄贈されたそうです。

被爆した瓦なども展示してあり
手にとることができます。

また、広島在住の美術家の方から
寄贈されたオブジェも展示されています。

本当に、広島の原爆資料館が
ここに出張してきたのだろうか?
と思うほどでした。

極めつけは、
八王子市内に住む遺族の方から寄託された
当時14歳の豊嶋長生くんの
血まみれの学生服です。

間近で見せていただくことができました。
本当に、大切な貴重な遺品を
ありがとうございました。

そして、写真撮影とブログ掲載も許可いただき
ありがとうございました。

 

豊嶋くんは、広島二中の生徒です。

私が広島原爆に興味を持ったきっかけは
小学校の図書室にあった
「いしぶみ: 広島二中一年生全滅の記録」
を読んだことからでした。

この本の中にも豊嶋くんのおかあさんの
手記がでてくるそうです。

この本は、復刻版を以前購入しておりました。
もう1度読んでみたいと思います。

※2024/06/20追記
「いしぶみ: 広島二中一年生全滅の記録」の復刻版を図書館で借りて読み直しましたが、豊嶋長生くんのお名前を名簿では確認できましたが、お母さまのお話しを見つけることができませんでした。
中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターに、もっと詳細なご遺族のお話しが載っています。豊嶋長生くんは1年2学級です。
 中国新聞 広島の記録-広島二中

この資料館は、個人のグループで
運営されているそうです。
目の前に八王子市役所があるのに
行政は協力してくれないそうです。

こういう資料館を、大切に
後世に残していくべきではないでしょうか

私に何かできることはないか
考えてみたいと思いました。