ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展

またまた「ヒロシマ通信」で情報をいただきまして
行ってきました!

ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展 in 有楽町

以前、NHKのテレビ番組でも見ていました。
ETV特集「あの夏を描く 高校生たちのヒロシマ」2019/8/8

あのテレビでも紹介されたように
広島の基町高校の美術を専攻している学生が、
被爆者より実際に被爆体験を聞き
想像し、資料を調べ、
実際に自分でも倒れたり座り込んだりをやってみながら
被爆の状況を絵に描いているのです。

今回のこの展示は第6回とありました。
続けてくれていたのですね。

テレビで見た絵も実際にありました。
その後に描かれた絵もあります。
コロナ禍では、対面で話すことが難しく
電話やメールを使って何度も話したそうです。

高校生にとっては、歴史上の話でしかない原爆。
いくら広島に住んでいても、あまり実感はなかったでしょう。

実際に被爆者の話しを聞くだけではなく
火傷をした人の写真を見たり
実際の場所で、どのように倒れていたのかを実際にやってみたり
すると、ただの平和教育では届かない
深いところまでの知識と理解を得られたそうです。

実際の絵は、やはり迫力がありました。
絵がうまいな~と思うのはもちろんなのですが
表情とか、火傷の腕にガラス片がささっていたり
皮膚がむけて手のひらからぶら下がっているようすとか
よくぞ描いてくれたと思いました。

以前お邪魔した八王子平和・原爆資料館で
見せていただいた豊嶋長生くんの
血まみれの学生服も展示されていました。

この展示は17日(土)までやっています。

有楽町の東京交通会館 2Fギャラリー
11時~18時(最終日は17時まで)

是非、1人でも多くの方に見ていただきたいです。