戦場体験者と出会える講演会 in Yokohama

行ってまいりました!

以前、浅草公会堂でも行われた「語らずに死ねるか!」
を主催する戦場体験放映保存の会による
講演会です。

今日は、横浜情報文化センター(関内)で
開催です。

余談ですが、関内の駅はベイスターズ一色でしたよ(^^)
今日は日本シリーズですね。

私が目当てにしたのは
11時の会の呉正男さんです。

陸軍の通信士でいらしたとか。
通信士と聞いては、直にお話しを伺わなくては!

97歳でいらっしゃいますが、お声のしっかりしていること!
お元気で、生き残っていただいて、本当に
ありがとうございます
と、申し上げたかったです。

今まで、映画やドラマなどのイメージで
戦闘機は1人、せいぜい2人乗りだと思っていました。
重爆撃機は、何人も乗ってチームを組んでいたんですね。
それは知らなかったです。

それに、特攻も志願したが、出撃しないまま終戦になったとか。
通信士だったのに、操縦もできたのかな?
時間がなくて、そのあたりは質問もできませんでした。

お話しの主流は、終戦後のソ連抑留でした。

部隊ごと、組織をそのままに捕虜になると
シベリアに送られたそうです。
そして、亡くなった方も多かった。

呉さんは、バラバラになって逃げる途中に
捕虜となったので、カザフスタンの収容所に
送られたそうです。

呉さんご本人は、この抑留が一番の幸運だった
とおっしゃっていました。

それは、いろいろな要因があり
結果的に、それによって命ながら得た
ということなんですが。

「幸運だった」と言えるのがすごいな
と思いました。
そういう考え方が生き延びる秘訣なのかな、と。

こうして、生のお話しを聞ける機会も
この先そうそうはないと思われます。

12月7日のテニアン島のお話しもぜひ
聞きにいきたいと思います。