行ってまいりました!
「語らずに死ねるか!」の戦場体験者の講演会
今日は、文京シビックセンター26Fのスカイホールでした。
なかなか縁のない土地で、水道橋から東京ドームシティを横目に
こっちでいいのかな~?
道がまちがっていないかな~?
とビクビクしながら歩きました。
なにしろ、初めて行くところでは必ず迷子になるものですから、、、。
今日はすんなり到着し、スカイホールまで昇りました。
ここは文京区役所も入っているの??
土曜日だから、業務はやっていないようでしたけどね。
13:00からは、テニアン島の戦場体験をお聞きしました。
当時13歳だった佐藤孝則さんです。
戦場の体験ですけど、13歳の男の子だな~と思わせる言葉があったり。
空中戦を見たくて洞窟から外にでてみたりした、とか。
家族とはぐれましたが、日本兵と一緒になり
最後はその日本兵が投降を勧めてくれて、投降のやり方を教えてくれて
一人で投降。収容所で家族と再会できたのでした。
その日本兵がいい人で良かった~。
テレビで見た話しでは、
民間人が隠れている洞窟に逃げてきた日本兵は、
捕虜になるのは恥だからみんな死ぬのだ、と集団自決を強要した、とか、
小さい子供を殺せと言ったりとか
ひどい連中だというイメージを持っていたからです。
その番組は、以前NHKで放送した
「玉砕」の島を生きて テニアン島 日本人移民の記録
です。
14:40からは、その番組を作った太田直子ディレクターのお話しを聞きました。
これも、とても聞きたかったんです!
番組内で「語り 太田直子ディレクター」と表示されていて
私は、てっきりNHKのディレクターさんなんだと思っていました。
フリーのディレクターさんなのかな?
映像の仕事には関わっていらしたようですが、
この番組をつくりたいと思ったのは、1冊の本がきっかけだったそうです。
サイパンとかテニアンとか、
玉砕したと言われている島の人は全員死んだと思っていたのに、
そうじゃなかったことを本で知って衝撃を受けたそうです。
それから、サイパンやテニアンに行く慰霊団の方々に同行して
取材を始めたそうです。
20代から始まって、30年。
ようやく番組として作り上げたのですね。
渾身のドキュメンタリー番組だったと思います。
この番組を作ったことでゴールなのではなくて
太田さんは、今までも、これからも、
いろいろな活動をされてきたし、していきたいと
お話しされていました。
その中で、
局の垣根を超えて、このような戦争の番組の
アーカイブを作りたい
という願いに、とても共感しました。
うちのサイトの生き方資料館も何かお役にたてないかな~?
と思います。
思っているだけじゃ進まないんですけどね。
太田ディレクターのお話しを聞いて
強く思いました